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担当教員の研究最前線

身のまわりを注意深く観察し、その中から巧みな機構を見つけて活用する

 私たちの身のまわりを注意深く観察してみると、驚くべき現象が顔を出すことがあります。
 私たちは、生き物を中心としたさまざまな対象・現象に着目し、その巧みな機構を理解することで、工業製品として活用するための研究を行っています。具体的には、ヤモリの足を模擬した高機能粘着テープ、プレート境界地震に着想を得た膝にやさしい靴底、渋滞に強い道路網を応用した強靭な繊維ネットワーク構造、などがあります。「メカニズム」「普遍性」「数理モデル」「異なる対象への応用」などをキーワードに、学問のなかの常識と非常識の間を行ったり来たりしながら、学生さんとともに楽しく研究を進めていきたいと思っています。
詳しくはこちら(研究室ホームぺージ)。

生物素材科学研究室

やまぐち てつお
准教授 山口 哲生
専  門: ソフトマター物理学
担当授業: 基礎物理化学
生体高分子科学
趣  昧: ランニング
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