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木を知る
木を使う
木を活かす
木を見つめる、循環型社会へのステップとして
人類の生活を豊かにし、発達をもたらしたかに見える科学技術は21世紀に入った現在でもその発展の歩みを止めず、われわれの生活を根底から支え続けています。
しかし、人類がその恩恵に浴すると同時に、技術の発展・維持に費やしているエネルギーは大きく、その代償として地球環境に多大な負荷をかけていることは疑いありません。
現在までの化石資源に偏重した産業構造からの脱却は人類の、そして地球の未来への必須課題です。
先人の築いた文化・文明を肯定しつつも、新たな資源利用のあり方へのシフトが求められているのです。
私たちのテーマは、
Wood Science と Timber Engineering です
木のブロック
木の潜在能力をフル活用する
木材は常に人類の文明とともに存在してきました。
時に道具として人の手の替わりを担い、
時に雨風から人を守るシェルターとなり、
当たり前のように、我々のそばに木材はありました。
当たり前なあまり、わたしたちは木材を過小評価してきたように思えます。木材の持つ潜在能力を見過ごしてきたように思えます。  

私たちは木材の資源としての、そして素材としての特性を十分に理解し、活かしてきたでしょうか……。
木材は生物由来の資源です。化石資源とは異なり、再生可能な資源である点が特徴です。  

マテリアルとしてその形をとどめた利用を続ける限り、CO2 を地上に貯蔵し続けることが可能です。  

適切な伐採、椊林、間伐、伐採のサイクルを基にした利用を進めることにより、木質資源を用いたサステイナブルな「資源循環型社会システム《を構築することが出来るのです。  

木材は人類と共生していくパートナーであり、将来的に活かすことが可能な大きな潜在能力があるのです。
130年生の飫肥スギの美林(宮崎県)
130年生まれの飫肥スギの美林
(宮崎県)
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