ホーム > 担当教員の研究最前線(五十嵐 圭日子)

担当教員の研究最前線

セルロースの生分解に関わる加水分解酵素および酸化還元酵素の機能解析とバイオマス変換への応用

セルロースは植物細胞壁の約50%を占める多糖で、地球上で最も豊富に存在するバイオマスです。微生物は、様々な酵素を用いてセルロースを分解し栄養源として利用していますが、そのメカニズムには依然不明な点が数多く残されています。自然界におけるセルロース分解のプロセスを明らかにすることで、セルロース系バイオマスからエネルギーを取り出したり、有用な物質に変換するためのアイディアを拾い出し、循環型社会の構築に役立てたいと考えています。 詳しくはこちら(研究室ホームぺージ)。

セルロース分解性のカビ(Trichoderma reesei)が作るセロビオヒドロラーゼIおよび結晶性セルロースの構造
高速原子間力顕微鏡を用いたセルラーゼ分子の観察白矢印および赤矢印はそれぞれ異なるセルラーゼ分子の動きを表している(1nmは10億分の1メートル)

森林化学研究室

いがらし きよひこ
准教授 五十嵐 圭日子
専  門: 生化学、酵素学
担当授業: バイオマス生物工学ほか
趣  昧: ビリヤード
フライフィッシング